2008年06月07日

まさに戯言

先日見たDVD「ブラッドダイヤモンド」は実におもしろかった。
デカプリオの映画は、タイタニックというひとつの頂点が出来てしまったので
なかなか期待はずれの粋を越せない。

そんなか、「ブラッドダイヤモンド」は秀作。
期待せずに見る映画というものは、結構な確率でおもしろかったりする。

わたしは映画キチでして、高校の頃は毎週映画を見に行ってました。
今は多分(?)無くなった、ミリオン座という映画館があり、古典的名作をよく放映していました。

映画にのめりこむと、難解な作品に溺れる時期があります。
私の場合はフェデリコ・フェリーニ監督の映画でした。

当時ビデオはまったく普及していい無かったので、心を打たれた映画は
何度も映画館に見に行ったモンです。

フェリーニの名作「道」は何度も見て、見るたびに感動のポイントが変わったものです。
ああ、そうか。監督はそれを言いたかったのだ。
そんな、独りよがりの解釈をして、解かった振りをしていたようです。
高校時代に見た、そんなフェリーニの世界に、のちにリアルの世界で出会ったことがあります。

仕事をやめて、南米に2ヶ月ほど旅したとき。
チリのプエルトモンだったと思いますが、移動式遊園地がありました。

お客は一組しかいないのに、少年がポップコーンを売っていました。
客を乗せていないメリーゴーラウンドがいつまでも、むなしく回っています。

たそがれの時間に、誰に聞かせたいのか、分からない、物悲しい遊園地のテーマソングか流れています。

そんな哀愁を感じざるを得ない遊園地で
わたしは、ジェルソミーナを探しました・・・。

posted by 器道楽 at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 店主雑記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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